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蝶野正洋 自身の「原点」闘魂三銃士への思いを語る「突発的に、はめこんでいった感が…」

[ 2023年10月9日 11:44 ]

蝶野正洋
Photo By スポニチ

 プロレスラーの蝶野正洋(60)が9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。レスラーとしての原点ともいえる「闘魂三銃士」への思いを明かした。

 「闘魂三銃士」とは、新日本プロレスで活躍した蝶野、今年2月に現役を引退した武藤敬司、橋本真也さん(2005年死去)のユニット。3人が同時期に海外遠征していた1988年(昭63)7月にプエルトリコで合流し、同29日に1試合だけトリオを組んで凱旋マッチを戦い、ファンにも認知された。

 ただ、結成して何かをする具体的なプランはなく、蝶野は「飛行機の中でとか、闘魂三銃士って何かって話は何もないもん。1日だけ(日本で試合)やって、また翌日カナダで試合だから、ちょっと面倒くさい(って思っていた)」と当時の心境を振り返った。有明コロシアムでの一戦は反響が大きかったものの、「(3人が)客人みたいな扱いだったじゃない。三銃士の扱いが突発的に、はめこんでいった感があった」と複雑だった思いを打ち明けた。

 その後、個性が全く異なる3人は、新日本、そして日本マット界のトップレスラーに。時にライバルとして、時にタッグを組んで、お互いがしのぎを削り合った。橋本さんが亡くなり、3人が揃うことはなくなったものの、蝶野は「オレの中では、闘魂三銃士はまだ生き続けている」とコメント。蝶野も事実上の引退状態で、リングで戦う姿は見られなくても、「繋がっている感じはする」と絆を強調した。
 

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