魔裟斗　武尊のKO勝利に歓喜も「ちょっと心配」　タフなサグデンには“脱帽”

魔裟斗
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　K－1元3階級制覇王者の武尊（31＝team　VASILEUS）が24日にフランス・パリのゼニスアリーナで開催された「ムエタイグランプリ（MTGP）」で1年ぶりに復帰。ISKA世界スーパー・ライト級（―63.5キロ）王者ベイリー・サグデン（25＝英国）とのISKA・K―1ルール世界61キロ王座決定戦で、5回KO勝利し新王者に輝いた。

　武尊は第3ラウンドに2度のダウン、第4ラウンドではスタンディングダウンを奪った。それでもサグデンは倒れなかった。

　この打たれ強さに解説を務めた元K―1世界王者でタレントの魔裟斗（43）は何度も「タフ」というコメントを残し、第4ラウンド終了時に「しぶといですね。いつ倒れてもおかしくないような気がしますけどね…」と驚きを口にした。

　武尊は第5ラウンドでもスタンディングダウンを奪い、最後は終了間際に左のハイキックでサグデンをマットに沈めた。このKO勝利に魔裟斗は喜びながらも「あれだけ（パンチを）打っていたら拳がちょっと心配ですけどね」と、KOを狙って連打していた武尊の拳を心配した。