坪井、岡澤、並木らがアジア大会代表に内定 荒本は東京五輪代表・森脇破る
アマチュアボクシング 杭州アジア大会代表選考会最終日 ( 2023年2月26日 藤沢市・神奈川県立スポーツセンター )
24年パリ五輪大陸予選を兼ねる9月の杭州アジア大会代表を懸けたプレーオフが行われ、男子は21年世界選手権で金メダルを獲得した51キロ級の坪井智也(自衛隊)や71キロ級の岡澤セオン(INSPA)が代表に内定した。坪井は22年アジア選手権48キロ級代表の荒竹一真(駒大)を、岡澤は22年全日本選手権67キロ級優勝の脇田夢叶(日体大)を、いずれもフルマークの5―0で破った。80キロ級は元高校8冠の荒本一成(SEBE)が東京五輪ミドル級代表の森脇唯人(自衛隊)に5―0で勝った。
女子は東京五輪フライ級銅メダリストで50キロ級の並木月海(自衛隊)や、22年アジア選手権52キロ級を制した54キロ級の木下鈴花(日体大)らが代表に内定した。66キロ級は22年アジア選手権63キロ級銀メダリストの鬼頭茉衣(カネヨシ)が東京五輪開会式出演で知られる看護師ボクサー、津端ありさ(ライフサポートクリニック)を4―1で下した。
最終日の結果は以下のとおり。
▽女子50キロ級 並木月海(自衛隊) 不戦勝 和田まどか(SEBE)
▽同54キロ級 木下鈴花(日体大) 判定5―0 堀内美沙紀(自衛隊)
▽同66キロ級 鬼頭茉衣(カネヨシ) 判定4―1 津端ありさ(ライフサポートクリニック)
▽男子51キロ級 坪井智也(自衛隊) 判定5―0 荒竹一真(駒大)
▽同57キロ級 原田周大(専大) 不戦勝 田中将吾(東洋大)
▽同63・5キロ級 秋山佑汰(自衛隊) 判定4―1 大橋蓮(東農大)
▽同71キロ級 岡澤セオン(INSPA) 判定5―0 脇田夢叶(日体大)
▽同80キロ級 荒本一成(SEBE) 判定5―0 森脇唯人(自衛隊)