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WBOが最新ランキング発表 ライトフライ級で矢吹が1位浮上 ミドル級の村田はランク外に

[ 2023年2月18日 17:08 ]

矢吹正道
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 WBO(世界ボクシング機構)は17日、最新の世界ランキングを発表し、井岡一翔(33=志成)が王座を返上したスーパーフライ級は空位となった。同級は中谷潤人(25=M・T)が1位で、同級2位アンドリュー・モロニー(32=オーストラリア)と王座決定戦を行う見込み。井岡の王座返上により、日本人の世界王者はWBAスーパー&WBC統一世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(31=BMB)1人となった。

 ライトフライ級では前WBC王者の矢吹正道(30=緑)が5位から1位へ浮上した。矢吹はIBFでもランキング最上位の2位につけている。スーパーフライ級では前回まで9位だった元日本&東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック3冠王者の福永亮次(36=角海老宝石)が引退によりランキングから外れた。スーパーバンタム級1位は井上尚弥(29=大橋)。

 阿部麗也(29=KG大和)が9位につけるフェザー級では下町俊貴(26=グリーンツダ)が15位で、14位のIBF(国際ボクシング連盟)に続いて世界ランク入り。ウエルター級ではWBOアジア・パシフィック王者の佐々木尽(21=八王子中屋)が前王者・豊嶋亮太(27=帝拳)に代わり11位にランクインした。8位には4月8日に東京・有明アリーナで行われるWBOアジア・パシフィック同級タイトルマッチで対戦する小原佳太(36=三迫)がいる。また、ミドル級では前回まで9位だった前WBA世界同級スーパー王者・村田諒太(37=帝拳)がランク外となった。村田はWBAで4位、WBCは2位、IBFは6位につけている。

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2023年2月18日のニュース