具志堅氏が那須川天心の年内日本タイトルに太鼓判「出入りがうまくなった」

具志堅用高氏
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　WBA世界ライトフライ級を13度防衛した具志堅用高氏（67）が自身の公式YouTube「ネクストチャレンジ」を更新。4月8日にボクシングデビューする那須川天心（24＝帝拳）の初戦を展望した。

　相手の日本バンタム級4位・与那覇勇気（32＝真正）は、具志堅氏の恩師・金城真吉氏が沖縄尚学高で育てた最後の高校王者。金城氏は沖縄で浜田剛史氏、新垣諭、平仲信明・信敏兄弟、東洋大では村田諒太らレジェンドボクサーを指導してきた名伯楽。具志堅氏にとって与那覇は兄弟弟子に当たる。「金城監督の最後の方の選手かな」と気にしていたが、試合は天心優位を予想した。

　天心について「足の使い方、出入りがうまくなった。（キックの時と）動きが違う。スピード、パンチの出し方、完全にできている」とボクシングへの完ぺきな適応を評価。「スタミナも心配ない。日本タイトルまでは順調にいくと思う」と年内の日本王者挑戦まで見据えていた。