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“闘うナース”谷山佳菜子、世界王座奪取に自信「落ち着いて倒しにいく」

[ 2022年11月30日 15:32 ]

<WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦>前日計量をクリアした谷山佳菜子
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 プロボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦(12月1日、後楽園ホール)の調印式と前日計量が30日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、前日本女子バンタム級王者・谷山佳菜子(35=ワタナベ)はリミットの52・1キロ、前日本女子フライ級王者・晝田瑞希(26=三迫)は400グラムアンダーの51・7キロでパスした。ともに日本王座を返上して初の世界挑戦となる。

 谷山はアンディ・フグにあこがれて正道会館で空手を始め、極真空手の世界選手権で2連覇を達成。キックボクシングでも複数のタイトルを獲得した。18年のボクシング転向から4年、ついに頂点が届くところまできた。現役の看護師として働く“闘うナース”は「すごくワクワクしている」と心境を明かし、「ずっと準備をしてきて、しっかり仕上がったので楽しみにしていてほしい。私が必ず勝ってチャンピオンになります」と力強く宣言した。

 アマキャリアが豊富でスピードのある晝田対策として、WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆や1月にIBF世界同級王者に挑戦する重岡銀次朗ら同門の男子サウスポー選手とマススパーを数多く消化してきた。「しっかり落ち着いて倒しにいく」と自信を示した。

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2022年11月30日のニュース