ボクシング全日本選手権開会式で“美爆音”習志野高吹奏楽部が演奏　入江ら出場で23日から競技開始

ボクシング全日本選手権の開会式で演奏する習志野高吹奏楽部
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　アマチュアボクシングの日本一を決める全日本選手権の開会式が22日、東京・墨田区総合体育館で行われた。10月の全日本吹奏楽コンクールと今月の全日本マーチングコンテストでいずれも金賞を受賞し、高校野球の応援でも“美爆音”として知られる千葉・習志野高の吹奏楽部が出演。おなじみの「レッツゴー習志野」やアリスの「チャンピオン」を演奏して式典を盛り上げた。男子80キロ級に出場する東京五輪同ミドル級代表の森脇唯人（26＝自衛隊）が「日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々と競技することを誓います」と選手宣誓した。

　今大会の優勝者と今月上旬に開催されたアジア選手権（ヨルダン）の出場者が、24年パリ五輪大陸予選を兼ねるアジア大会（来年9月開幕、中国・杭州）代表を懸けた「ボックスオフ」の出場権を得る。アジア選手権出場者では女子50キロ級準優勝で東京五輪同フライ級銅メダルの並木月海（自衛隊）らが出場。同選手権女子57キロ級準優勝で東京五輪同フェザー級金メダルの入江聖奈（日体大4年）にとっては現役最後の大会となる。大会は23日から競技が始まり、有観客で開催される。