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粟生氏、愛弟子・岩田に託す王座の夢 元世界2階級制覇王者が11・1初の世界戦セコンド

[ 2022年10月26日 04:45 ]

世界戦で初めてセコンドにつく粟生隆寛トレーナー
Photo By スポニチ

 プロボクシング元世界2階級制覇王者の粟生隆寛氏(38=帝拳)がトレーナーとして初の世界戦に臨む。担当するWBO世界ライトフライ級2位の岩田翔吉が11月1日、王者ジョナサン・ゴンサレスに挑戦。現役時代に世界戦を9試合戦っており「リングではセコンドとして堂々としていたい。そうしないと選手が不安になる」とイメージを描いた。

 将来のジム経営を希望し、引退後はトレーナーに転身。最初に託された4選手の1人が岩田だった。米国でプロデビューしたホープは「一発で倒そうとしていたので、担当してから駆け引きや組み立てを練習してきた」という。プロ10戦目での世界挑戦に「今は勢いもあるし、いいタイミング。華がある選手なので、初めて見る人に魅力が伝わるようなボクシングをしてほしい」と太鼓判を押した。

 トレーナーとしては「伝えるのが難しい。(選手を操る)ゲームコントローラーが欲しい(笑い)」と勉強中だが、「選手と近すぎず遠すぎずの関係でいたい。子供の頃の世界王者に話を聞けるのは選手にとって大きいはず」と指導にあたっている。最後の世界戦は15年5月、WBOライト級王座決定戦でTKO負けも相手の薬物違反で無効試合に。「僕が取れなかったWBOのベルトを取ってくれたら、グッと来るものがあるのでは」と愛弟子に期待を寄せた。

 ◇粟生 隆寛(あおう・たかひろ)1984年(昭59)4月6日生まれ、千葉県市原市出身の38歳。習志野高で史上初の高校6冠。帝拳ジムから03年9月にプロデビューし、07年3月に日本フェザー級王者(防衛3)。09年3月、WBC世界フェザー級王者。10年11月、WBC世界スーパーフェザー級王座獲得(防衛3)で2階級制覇。20年4月に引退表明。プロ33戦28勝(12KO)3敗1分け1無効試合。

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