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YAMATO ヒロム提唱“オールスター戦”に反応した真意とは?「俺がいないオールスターはありえない」

[ 2022年10月24日 07:00 ]

ドラゴンゲートのYAMATO
Photo By スポニチ

 ドラゴンゲートのYAMATO(41)がスポニチアネックスのインタビューに応じた。SNS上で新日本プロレスの高橋ヒロムが提唱している「ジュニアオールスター戦」について反応した真意を語った。

 ヒロムが8月末に自身のSNSを使って「ジュニアオールスター戦」を提案。これに対してYAMATOは「なんかタイムラインに上がって来てウザいから一言言わせてもらうけどさ、大手はよ、都合の良い時だけ“ファンの声”を使って都合の良い事言うよな。俺らはな、テメェらの草刈り場じゃねーんだよ。マジでムカつくから、全員食らわしたいわ」と自身のツイッターで反応した。

 YAMATOのツイートはドラゴンゲートの若い選手たちの反応に情けなく感じた部分があった。「自分たちが10個の嘘をついた中に1個の本当があるとそれにリアリティーが出るんですよね。どれが本当かというのはお任せしますけど、ただこの件は他団体の選手がそのファンに向かって投票を促したのに、うちの若いやつらが乗っかって“1票入った!”とか言っている姿が情けなくて、お前らがそっちにいくなら俺はこっちにいくよって話なんです」と今回のツイートの真意を語った。

 都合の良い時だけファンの声を使ってると感じた部分についても「今まで業界の盟主といわれた団体じゃないですか。国内のトップ団体からしたら僕らも含めて下なんでしょうけど、個人的な意見とすれば何をしてきたんですかという話です。こういう時だけ都合のいい事を言いだして、逆に言えば台所事情が厳しいとしか思えない」と団体事情を推測した上で「ベスト・オブ・スーパー・ジュニアやSUPER JーCUPなどに出場してた時は国内のいわゆるインディーと言われる選手たちがたくさん出場してました。でも何年もそういうことしてこなかったじゃないですか。今は外国人選手ばかりですよね」とつづけた。

 ヒロムのファンからは「嫌なら出るな」などの声も届いたが「“何様なんだよ”と思いましたね」と笑いながら話した。

 YAMATOは「ジュニアオールスター戦」が開催される可能性があるなら楽しみだという。「ジュニアオールスター戦についてはやぶさかではないです。YAMATOがいないオールスター戦はありえない。こういう発言をしたから危険分子みたいになるかもしれないですけど、もしそこに俺の名前が無ければそれはオールスター戦ではないです」と自信の言葉を並べた。

 ◇YAMATO(やまと)1981年9月10日生まれ、本名は小野寺正人。岩手県出身の41歳。小学校から高校まで野球に打ち込み、和術慧舟會を経てドラゴンゲートに入門。06年7月に小野寺大和というリングネームでプロレスラーデビュー。07年にアメリカ修行に行き、同年5月に帰国したタイミングでリングネームをYAMATOに変更。09年には新日本プロレスのベスト・オブ・スーパージュニア、SUPER J―CUPに出場。10年3月にはデビューから3年8ヶ月のスピードで団体最高峰のオープン・ドリームゲートを初奪取。そして現時点で団体史上最多5度の王者に輝いている。タッグベルトのオープン・ザ・ツインゲートも計10度戴冠している。長い間、ドラゴンゲートの最前線で戦い続けている。必殺技はギャラリア。11月6日のエディオンアリーナ大阪大会でドリームゲート王者の吉岡勇紀に挑戦が決まり、前人未到の6度目の戴冠を狙う。

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