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武藤敬司 猪木イズムとは“戦い” ノア追悼セレモニーで寂しそうに「褒められたことがなかった」

[ 2022年10月8日 04:30 ]

試合前、アントニオ猪木さんへ黙とうを捧げた武藤(撮影・島崎忠彦)
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 10月1日に心不全で死去したアントニオ猪木さん(享年79)をしのび、弟子の武藤敬司(59)らが所属するプロレスリング・ノアが7日、東京・後楽園ホールでの興行で追悼セレモニーを行った。第1試合開始前にノアの所属選手がリングサイドに集結。遺影を抱いた武藤、船木誠勝(53)、藤田和之(51)がリングに上がり、10カウントゴングが鳴らされた。

 2020年2月、武藤は自身がプロデュースする「プロレスリング・マスターズ」で猪木さんのデビュー60周年メモリアルを開催。この大会が猪木さんにとって最後のリングとなったが「猪木さんをどうしてもリングに上げたくてお願いに行った。本当によかった」と明かした。「猪木イズムとは何だったか」と問われると「戦い、じゃないか」と即答。来年2月の引退試合を猪木さんに観戦してもらえなかったことが唯一の心残りという。「モニターの前でもいいから“バカヤロー!”って言ってほしかった。褒められたことがなかったから」と寂しそうに話した。

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2022年10月8日のニュース