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G1クライマックス 準決勝はオカダVSトンガ、内藤哲也VSオスプレイ

[ 2022年8月16日 20:49 ]

一瞬の首固めでザック・セイバーJrに勝利し準決勝進出を決めた内藤哲也(新日本プロレス提供)
Photo By 提供写真

 新日本G1クライマックス「32」が16日、東京・日本武道館で行われ、各ブロックの公式戦が終了。ファイナルトーナメントに進出する各組1位(4人)が決まった。

 混戦のDブロックはウルル・オスプレイがジュース・ロビンソンを下したウィル・オスプレイが勝ち点を8に伸ばし、続く試合で自力での1位通過の可能性があった鷹木信悟がエル・ファンタズモに敗れ敗退。オスプレイが準決勝に進んだ。

 Cブロックは2連敗スタートの内藤哲也が1分58秒の超スピード決着でザック・セイバーJrに勝利。崖っぷちからの4連勝で1位通過を決めた。

 内藤「第3試合の結果がどうなろうと、俺がザック・セイバーJrに勝てば、今日の時点で脱落はない。そういうちょっと気持ちに余裕を持ちながら、リングに立ちましたよ。明日は内藤哲也とウィル・オスプレイによる初めてのシングルマッチ。めちゃめちゃワクワクしてまうぜ、カブロン!」

 Bブロックはリーグ戦5戦全勝だった現IWGP世界へビー級王者のジェイ・ホワイトが最終戦でまさかの敗戦。かつての同門との直接対決を制したタマ・トンガが逆転で準決勝進出を果たした。
 トンガ「時に人生というのは、突然自分にご褒美をくれることがある。それが今日だったのかもしれない。ジェイ、ありがとう。俺の背中を押してくれて、俺は今飛び方を知った。どこまで飛んでいくかは神のみぞ知る。しかし、より高見に行くことだけは分かっている」

 Aブロックは連覇を狙うオカダ・カズチカがランス・アーチャーの破壊力ある攻撃に大苦戦。相手にレインメーカー(短距離式ラリアット)を見舞われ、追い込まれたが、最後は開脚式の墓石式脳天くい打ちから必殺レインメーカーを炸裂させ、5勝1敗で1位通過した。オカダは「残すところあと2日です。まだ、熱くなってないでしょ。G1クライマックスはこんなもんでないでしょ。まだまだ熱くなりますから~。あと2日間、応援よろしくお願いします」とマイクアピールした。

 ファイナルトーナメント準決勝はオスプレイ対内藤、トンガ対オカダとなり、勝者が18日の決勝に進出する。

 ▽G1クライマックスDブロック公式戦30分1本
〇ウィル・オスプレイ(8)(11分7秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン(4)
 ▽同
●鷹木信悟(6)(12分12秒 片エビ固め)エル・ファンタズモ(6)〇
 ▽G1クライマックスCブロック公式戦30分1本
●後藤洋央紀(6)(8分40秒 片エビ固め)EVIL(6)〇
 ▽同
〇内藤哲也(8)(1分58秒 首固め)ザック・セイバーJr(8)●
 ▽G1クライマックスBブロック公式戦30分1本
〇石井智宏(12分35秒 片エビ固め)SANADA(6)●
 ▽同
〇タマ・トンガ(10)(13分56秒 エビ固め)ジェイ・ホワイト(10)●
 ▽G1クライマックスAブロック公式戦30分1本
〇ジョナ(8)(9分13秒 片エビ固め)バッドラック・ファレ ●
 ▽同
〇オカダ・カズチカ(10)(12分43秒 片エビ固め)ランス・アーチャー ●

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2022年8月16日のニュース