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ボクシングアマ2冠で元警察官の井上彪がB級プロテスト合格「泥臭くても勝つ」 10月9日デビュー戦

[ 2022年8月11日 17:20 ]

B級プロテストに合格した高校2冠の井上彪
Photo By スポニチ

 ボクシング高校2冠で元警察官の井上彪(たける、23=六島)が11日、大阪市の住吉区民センターで行われた所属ジム興行で、6回戦出場可能となるB級のプロテストに合格した。10月9日の所属ジム興行でデビュー戦となるフライ級6回戦(対戦相手未定)に臨む。

 実技を見る3分×3回のスパーリングには近大時代の紺色トランクスを着用。近大とジムの先輩で、WBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者の西田凌佑(26)に相手を務めてもらった。プレスをかけて追う展開から右のボディーやストレートなどを放ってアピール。相手の左ボディーやストレートをもらう場面もあったものの、無事にB級ライセンスを取得した。

 近大4年時はコロナ禍によりリーグ戦が中止されるなど試合出場の機会がなかったという。「お客さんの前でリングに上がるのは大学3年以来。緊張して、あまりうまくいかなかった。でも新鮮な感覚でした」と笑顔を見せた。卒業後は大阪府警で警察官として今年6月まで勤務していた。7月のジム入門から約1カ月で「体は絞れました。今は57キロぐらい」。フライ級、もしくはライトフライ級が主戦場となる見通し。「まず勝つことが大事。きれいに勝ちたいというのはありますが、泥臭くても勝つことが目標」と意気込みを語った。

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2022年8月11日のニュース