富施と三代が前日計量パス　オーストラリアで興行に出場

計量をクリアした富施（ワタナベジム提供）
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　ボクシングの日本ユース・バンタム級王者の富施郁哉（23＝同）と元東洋太平洋スーパーフェザー級王者の三代大訓（27＝ワタナベ）が11日にオーストラリア・ニューカッスルで行われる興行に出場する。日本バンタム級8位の富施はメーンイベントの10回戦でWBOオリエンタル・スーパーバンタム級王者のサム・グッドマン（オーストラリア）に挑戦。試合はIBFインターコンチネンタル同級王座決定戦も兼ねている。日本ライト級1位でIBF13位、WBO15位の世界ランキングも持つ三代は同級8回戦でフランシス・チュア（同）と対戦する。

　ワタナベジムによると、8日に行われた前日計量で富施はリミットを100グラム下回る55・2キロ、グッドマンは300グラムアンダーの55・0キロでパス。三代とチュアはともに200グラム軽い61・0キロだった。富施は17年度の全日本バンタム級新人王で戦績は12戦11勝（1KO）1敗。東洋太平洋スーパーフェザー級王座を4度防衛して返上した三代は12戦11勝（4KO）1分け。