元幕内・貴賢神、TKO負けデビュー　技出せず2Rに左膝負傷し防戦一方

関根シュレック秀樹に2回TKO負けした元貴源治の貴賢神（右）（C）RIZIN　FF
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　総合格闘技のRIZIN「TRIGGER3」が東京・武蔵野総合スポーツプラザで行われ、大相撲の元幕内・貴源治の貴賢神（24＝フリー）は関根“シュレック”秀樹（48＝ボンサイブルテリア）に2R3分49秒、TKO負け。総合格闘技のデビュー戦を飾ることができなかった。試合後には準備不足だったことを明かした。

　技らしい技を出すことなく敗れた貴賢神は「後悔はないが、駆け引きなどまだまだだった」と振り返った。2Rでは相手タックルを受けた流れで左膝を負傷。防戦一方の中、サッカーボールキック2発を浴び試合を止められた。試合後には、今秋デビューの予定が早まる誤算があったことを明かし「心、技、体、やることはいっぱいある。膝を治し（体重を）120キロぐらいまで落としたい」と巻き返しを誓った。