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ゴロフキンが来日 4・9村田と王座統一戦「エキサイティングな夜になる」

[ 2022年3月31日 20:49 ]

<ゴロフキン来日>来日したゴロフキン(撮影・会津 智海)
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 WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(36=帝拳)と王座統一戦(4月9日、さいたまスーパーアリーナ)に臨むIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)が31日、羽田空港着の航空機で来日した。

 WBA19度、WBC8度、IBF4度防衛した元3団体統一王者はコロナ感染予防のため、直接取材には応じず、書面で「気分はとても良い。体調も良くハッピーです。何回か試合が延期されて、やっと日本に来て、何というか、“ホッとした”というところです。帝拳のスタッフが非常にプロフェッショナルに接してくれて日本に着いてからも安心して過ごせて、いい経験ができると信じています。」と心境を伝えた。

 当初は昨年12月に計画されていたが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の世界的流行で、日本政府が外国人の新規入国を原則禁止したために延期。2月開催の案も浮上したが、結局、4月までずれ込んだ。

 ゴロフキンは2月上旬から南フロリダでキャンプを開始。スパーリング数は90~100回を消化してきたという。「村田はとてもスマートで強い選手だ。厳しいハードな練習をこなしてきたと思うし、自分にとって危険な相手だと思っています」と警戒しつつ、「キャンプで練習したことすべてを完璧にこなし、完全な形で実行することに集中している」と意気込みを示した。

 ゴロフキンとって再び統一王者になることは目標であり、WBAスーパー王座である村田について「五輪金メダリストであり、世界王者に2度なった。それには理由があるはず。彼が成し遂げたこと、彼の才能に対してリスペクトしている」と敬意を表し、「今度の試合の日はファンにとっても、彼と自分にとってもエキサイティングな夜になるはず」と予告した。

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2022年3月31日のニュース