K―1初の女子大会でアトム級王座決定Tを開催 菅原美優、MIO、松谷綺らが初代王者かけて激突
K―1実行委員会は29日、都内で会見を開き、初の女子大会「K―1 WORLD GP 2022 JAPAN RING OF VENUS」(6月25日、東京・国立代々木競技場第2体育館)で初代女子アトム級王座決定トーナメントを開催すると発表した。
4人によるワンデートーナメントで、1回戦はKrush同級王者・菅原美優(22=三軒茶屋シルバーウルフ)と松谷綺(18=ALONZA ABLAZE)、MIO(26=SAGAMI―ONO KREST)とパヤーフォン・アユタヤフィットジム(19=タイ)が対戦。それぞれの勝者がベルトを懸けて戦う。
K―1女子アトム級のベルト創設を訴えてきた菅原は「念願がかなってトーナメントができることはうれしい。誰よりもここを目指してきた自身はある」と熱い思いを口にすると、ここまでの道のりを思い返して涙ぐむ場面もあった。初戦の相手の松谷は7戦5勝2分けと負けなしの選手。「なんでもできる選手」と警戒しながらも「自分が何をやらなければいけないか分かっている」と過去1勝1敗のMIOとベルトを懸けて戦うことを見据えていた。
大会では日本VS世界・3対3も行われ、K―1フライ級王者・KANA(29=三軒茶屋シルバーウルフ)、ミニマム級の高梨knuckle美穂(28=Y’ZD GYM)、アトム級の山田真子(27=team MAKO)が外国人勢を迎え撃つ。対戦相手は決まっていないが、KANAは「タイトルマッチで、メーンでやりたい」と直訴。中村拓己プロデューサーは熱意を受け止め、急きょフライ級王座の防衛戦にすることを決めた。
続きを表示