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村田諒太「これ以上、先になっていたら僕がもたなかった」4・9ゴロフキン戦発表

[ 2022年3月3日 16:09 ]

会見に臨んだ村田諒太(中央)
Photo By スポニチ

 ボクシングの帝拳ジムは3日、東京都内のホテルで会見を開き、延期となっていたWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(36=帝拳)とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦を4月9日にさいたまスーパーアリーナで開催すると発表した。

 会見後に囲み取材に応じた村田は「これ以上、先になっていたら僕がもたなかった。それだけ、しっかり追い込んでいる感じです」と心境を明かした。当初は12月29日に設定されていたが、村田自身は「年末だと、スパーリングの期間が足りなかった」と感じており、延期によって準備期間が増えたことがプラスになった一方で長期間のトレーニングにより「体の負担はすごい」とも感じていたという。

 村田が試合をしたのは19年12月が最後。その後、昨年11月にゴロフキン戦との統一戦が発表される前に何度も試合が決まりかけては延期、中止が繰り返された。村田は「よく“耐えてる”と表現されるけど、自分の中では耐えている感じはしなかった。ずっと我慢している感じではなくて、むしろ目標に向かって走って、目標が消えて、また次の目標が出てきて走って…そのバテがきている。これ以上はしんどいかな」と明かした。

 よるやくゴールは見えてきた。試合展開を問われた村田は「僕が詰めにいく展開。それに彼がどう対応するか。ファイトプランがあるがゆえにあまり話したくない」と

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2022年3月3日のニュース