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1年以上も日本王座空位も…沢田京介「バンタム級を動かして、ボクの時代をつくりたい」

[ 2022年2月4日 17:52 ]

<日本バンタム級王座決定戦>前日計量をクリアした同級1位・沢田京介(左)と同級2位・大嶋剣心(代表撮影)
Photo By 提供写真

 プロボクシング日本バンタム級王座決定戦(5日、後楽園ホール)の前日計量が4日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、同級1位・沢田京介(33=JBスポーツ)はリミット(53.5キロ)を100グラム下回る53.4キロ、同級2位・大嶋剣心(26=帝拳)はリミットの53.5キロで、ともに1回目でパスした。

 昨年1月に鈴木悠介(三迫)が引退のため返上し、空位となっている王座を懸けての一戦。沢田は2019年10月に指名挑戦権を獲得したが、20年4月のタイトルマッチは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。昨年5月には定常育郎(T&T)と王座決定戦が浮上したが、新型コロナの感染再拡大で延期に。7月にようやく王座決定戦が実現したものの、偶然のバッティングで両者ともに負傷し、2回負傷引き分けで決着がつかず。11月の再戦は定常が体調不良のため、前日計量を欠席し、試合が成立しなかった。

 この日、前日計量後に代表取材に応じた沢田は「ようやくというか、いよいよここまできたという感じ。当たり前ですが、今日は相手も来てくれたし、計量もパス出来たし、あとはリングに上がるだけ。しっかり結果を出したい」と意気込みを語った。
 対戦相手の大嶋については「うまさもあり、タフな選手だと思う」と警戒しつつ、「いつものどおり、自分のボクシングを徹底してやるだけ。打ち合いもあるだろうし、好勝負になると思う」と予想。「明日は必ずバンタム級を動かして、ボクの時代をつくりたい」と力強く誓った。

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