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木村翔 中国での“騒動”を謝罪&説明「反則行為は許しがたい」も中国ファンへの思いは… 

[ 2021年12月28日 14:32 ]

 プロボクシング元WBO世界フライ級王者・木村翔(33=花形=が28日、所属ジムの公式サイトに文書を掲載し、中国で行われたエキシビションでの“騒動”ついて説明した。木村は今月18日に中国・武漢で、ユーチューバーでキックボクサーの玄武と対戦したが、体格で上回る相手が反則行為を繰り返し、最後は木村の体を持ち上げて頭からリングに叩きつけた。木村側が中止を申し入れたため、玄武の勝利とされたが、中国国内でも批判が殺到していた。

 木村は、まず「ファンの方々、ボクシング関係者の方々にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。中国に行った理由について「12月から春先を目処にマッチメークしていただく予定であり、それまでの間ボクシングトレーニングのみに専念環境下に自らを置く目的」と説明。そこで中国マーケットを再開拓するプロモーションの一環としてプロモーターから国際ボクシングルールに基づいたスパーリングマッチを提案されたとし、スパーリングマッチが目的ではなく、「なんとしても、もう一度世界のベルトを巻く」思いだったと強調した。

 木村は「今回の玄武選手の反則行為は許しがたい」と断罪しつつ、「日本人である私に対して、私のことを知り、そして、応援してくれる中国にいる多くの方々を愛する気持ちは変わりません」と胸中を明かしている。

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2021年12月28日のニュース