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“10秒殺”フェザー級・渡辺がMVP 衝撃TKO「倒れていてビックリ」

[ 2021年12月20日 05:30 ]

プロボクシング 第78回東日本新人王トーナメント決勝戦 ( 2021年12月19日    後楽園ホール )

東日本新人王トーナメントフェザー級決勝、開始10秒でTKO勝利をおさめ、雄叫びを上げる渡辺(撮影・河野 光希)
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 12試合が行われ、最優秀選手賞(MVP)には衝撃の10秒TKO勝利を飾ったフェザー級の渡辺海(19=ライオンズ)が選ばれた。技能賞はライトフライ級の坂間叶夢(18=ワールドスポーツ)、敢闘賞はスーパーライト級の関根幸太朗(24=ワタナベ)が獲得した。西軍代表と対戦する全日本新人王決定戦は来年2月6日、後楽園ホールで行われる。

 開始のゴングと同時に飛び出した渡辺は右フックを吉田の顔面に浴びせた。相手はロープ際に崩れ落ち、レフェリーが即座にストップ。「相手を研究して練習してきたパンチ。手応えがなくて、かすった感覚だったので倒れていてビックリ」。10秒TKO勝利は、05年に記録された8秒の国内最短に次ぐ記録。衝撃の勝利で、元プロボクサーの父・利矢さん(54)が獲得できなかった新人王に輝いた。

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2021年12月20日のニュース