×

東日本ボクシング協会理事会でJBCへの通告を報告 新田事務局長「JPBAの決議に沿った形に…」

[ 2021年11月17日 16:34 ]

井岡一翔
Photo By スポニチ

 東日本ボクシング協会の定例理事会が17日、都内で開かれ、日本プロボクシング協会(JPBA)が16日付で日本ボクシングコミッション(JBC)に対して、来年1月から試合承認料やライセンス料を一時的にJPBAや地区協会が預かるとした文書を送付したことなどが報告された。

 JPBAは、昨年末のWBOスーパーフライ級タイトルマッチでJBCの不手際により王者・井岡一翔(志成)がドーピング違反を疑われた件でのJBCの責任を問い、浦谷信彰執行理事の辞職を求める要望書を提出したが、JBC側の返答が「要請に対し、まったくの無回答という内容」だったため、13日に大阪で臨時理事会を開催して対応を協議。そこでの決議事項が、この日の東日本協会の理事会で報告、説明されたという。今後の東日本協会の対応を問われた新田渉世事務局長(川崎新田ジム会長)は「JPBAの決議ですので、それに沿った形になる」と明言。近くプロモーター委員会を開催して具体的な方法などを検討するとした。

 ほかに、10月24日にエアボクシングのオープン戦が開催され、12月4日には川崎市のカルッツかわさきでコロナ後初となる本大会が開催されること、袴田巌支援委員会が今月22日に高裁や高検に対して要請活動を行うこと、古口ジムの会長を務めた古口哲さんが逝去したことも報告された。

続きを表示

2021年11月17日のニュース