井岡一翔のV3戦は無観客開催　緊急事態宣言延長で国内世界戦初

井岡一翔
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　プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔（32＝志成）の3度目の防衛戦が無観客で開催されることが決まった。所属する志成ジムが19日に発表した。井岡は9月1日に東京・大田区総合体育館で同級2位フランシスコ・ロドリゲスJr.（28＝メキシコ）と対戦する。

　新型コロナウイルスの感染拡大が続き、政府が発出した緊急事態宣言が期間延長されることを受け、この日までに無観客開催を決定し、チケット発売を中止とした。試合は午後9時からTBS系列で全国生中継される。

　世界戦が無観客開催となるのは国内では初めてとなる。志成ジム関係者によると、スポーツ庁などの指導に従い、ロドリゲスは3日間の隔離後、ホテルの1フロアを借り切って“バブル”状態とし、外部との接触を断ち切って試合まで調整するという。