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藤岡奈穂子、前日計量パス「あとはやるだけ」 天海ツナミはV4に自信

[ 2021年7月9日 12:30 ]

<WBA女子世界フライ級タイトルマッチ>前日計量をクリアし、フェースオフする藤岡奈穂子(左)と挑戦者のスレム・ウルビナ(竹原慎二&畑山隆則ジム提供)
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 プロボクシングのWBA女子世界フライ級タイトルマッチ10回戦、WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ10回戦などの前日計量が8日(日本時間9日)、試合会場となる米ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで行われた。

 日本人初の世界5階級制覇を達成したWBA女子世界フライ級王者・藤岡奈穂子(45=竹原慎二&畑山隆則)は念願だった米国のリングに初めて立つ。日本人女子ボクサーが米国で世界戦を行うのは09年7月の風神ライカ(竹原慎二&畑山隆則)、12年7月の真道ゴー(クラトキ)に続き3度目。ともに挑戦者として臨んで判定で敗れており、世界王者として米国で防衛戦を行うのは初めてだ。前日計量を111.8ポンド(約50.7キロ)でパスした藤岡は所属ジムを通じて「今回も減量が楽だったのでストレスなく食べながら調整できました」とコメントを寄せ、「あとはやるだけです!」と気合を入れた。

 WBO女子世界ライトフライ級王者・天海ツナミ(36=山木)山木)は107.2ポンド(約48.6キロ)で前日計量をクリア。挑戦者のセニエサ・エストラーダ(29=米国)はWBA女子世界ミニマム級王者で2階級制覇を狙う無敗の強豪だが、「チャンピオンとしてキッチリ勝ちたいと思います」と4度目の防衛に自信を示した。

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