小中校生250人を無料招待　8月8日に枚方市でプロボクシング興行開催

オンラインで会見し、8月8日に興行を開催することを発表したグリーンツダジムの（左から）奥本貴之、本石昌也会長、下町俊貴
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　プロボクシングのグリーンツダジムが8月8日に大阪・枚方市総合体育館で興行を開催する。本石昌也会長が6日にオンライン会見で発表した。同会長の地元である枚方市が協力し、市内の小中校生250人を無料招待するという。

　当日は9試合を予定しており、メインで元日本スーパーフライ級王者で同級6位の奥本貴之（29＝グリーンツダ）が同級11位・仁平宗忍（27＝ワタナベ）と対戦するほか、日本スーパーバンタム級ユース王者で日本同級7位の下町俊貴（24＝グリーンツダ）、日本フェザー級12位・前田稔輝（24＝同）らが出場。熊本・開新高、拓大でアマ54戦38勝16敗の実績を残し、6月にプロテストに合格した柴田尊文（22＝同）もプロデビューする。

　会場の枚方市総合体育館は3500人収容だが、新型コロナウイルス感染対策のため、来場者は1500人に制限。その中で枚方市内の小中校生250人を無料招待する。本石会長は「夏休みの思い出も作れないよう状況だが、コロナ禍でも頑張っている姿を一人でも多くの子どもたちに見てもらえたら」と話した。

　オンライン会見には奥本と下町も同席。再起戦がメインに抜擢された奥本は「前回は負けてしまったけど、今回はしっかり勝って、会長に年末にタイトルマッチを組んでもらえたら」と意気込み。まだ対戦相手が決まっていない下町は「誰に決まっても勝てるように準備をします」と表情を引き締めた。試合当日は東京五輪の閉会式が予定されており、2人は「オリンピックに負けないよう良い試合を」と声をそろえた。