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プロボクシング 外国人ボクサー招へいは五輪パラ後まで難しい状況

[ 2021年7月6日 16:55 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)の新型コロナウイルス対策連絡協議会が6日、オンラインで開催され、懸案とされる外国人ボクサーの招へいについて、東京五輪・パラリンピック終了までは難しい見通しであることが報告された。

 昨年7月の国内での興行再開後、外国人ボクサーの入国に関しては、これまで一部の世界戦などで実現しているものの、入国後3日間のホテル隔離、2週間の自主隔離ルールなどが大きな障害となっている。JBCはスポーツ庁との折衝を続けている中で、五輪・パラリンピック関連の業務で多忙なことから、申請しても難しい印象を受けたとしている。一方でスポーツ庁からガイドラインの改定を求められたことも明らかにした。

 また、プロボクシング選手らへのワクチンの職域接種については、ワクチンの供給体制など不透明な部分もあり、状況をみながら検討するとした。ワクチン接種後の取り決めも変更しない。JBCコミッションドクターらからのアドバイスもあり、国から何らかの指針が示されるまでは現行通りに試合前などの検査を継続するとした。なお、試合当日のチーフセコンド、レフェリーの検査に関しては12日から試験的にJBCの計量会場の使用が認められることになった。

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2021年7月6日のニュース