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リナレス、3年ぶり王座返り咲きに意欲「私の人生の中でも重要な試合になる」

[ 2021年5月28日 13:26 ]

ホルヘ・リナレス
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチ12回戦の公式会見が27日(日本時間28日)、米ネバダ州ラスベガスで行われ、元3階級制覇王者でホルヘ・リナレス(35=帝拳/ベネズエラ)が3年ぶりの王座返り咲きに意欲を示した。リナレスは29日(同30日)に王者デビン・ヘイニー(22=米国)に挑戦する。

 Tシャツに短パンというラフなファッションの若き王者に対し、ダブルのスーツで決めたリナレス。「再びラスベガスに戻ってきて興奮している。私の人生の中でも重要な試合になる。アンソニー・クローラやワシル・ロマチェンコ戦よりも気持ちは乗っている」と静かな口調で話した。

 52戦47勝(29KO)5敗で過去にWBC世界フェザー級王座、WBA世界スーパーフェザー級王座、WBC世界ライト級王座などを獲得しているリナレスは自身の豊富なキャリアを強調。25勝(15KO)無敗のヘイニー戦について「今回は素晴らしい若い王者と、素晴らしい闘いになる」と断言し、「私が何者か、どれだけ経験を持っているか、どれほど気分が良いかを示すことはとてもエキサイティングなこと」話した。

 対するヘイニーは「最高のホルヘ・リナレスが欲しい。私が勝った時に世界中が100%で来たと分かるような状態であって欲しいんだ」と言い、「とても支配的なパフォーマンスになるだろう。そのパフォーマンスに世界が驚き、ホルヘでさえ驚くことになる」と3度目の防衛に自信を見せた。

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2021年5月28日のニュース