リナレス、WBC世界ライト級王者ヘイニーと対戦合意　米専門サイトが報道

ホルヘ・リナレス
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　プロボクシングWBCライト級王者デビン・ヘイニー（22＝米国）と元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス（35＝帝拳/ベネズエラ）が対戦に合意したと、米専門サイト「ボクシングシーン.com」が6日に報じた。リナレスの共同プロモーターであるゴールデンボーイ・プロモーションズのエリック・ゴメス社長が「我々は原則として対戦に合意している。契約が成立するのを待っているが、口頭で合意している」と話したという。5月15日に予定されているとしている。

　ヘイニーは19年9月にWBC世界ライト級暫定王座を獲得し、その後、正規王者に昇格。初防衛戦で肩を負傷して手術を受けたことを理由に休養王座に認定されたが、昨年4月に正規王者に戻り、11月には2度目の防衛に成功した。戦績は25勝15KO無敗。

　リナレスは18年5月にワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）に敗れてWBA世界ライト級王座から陥落。19年1月のWBC世界スーパーライト級王座挑戦者決定戦で1回TKO負けを喫したが、再起後は2連勝。昨年8月には米カリフォルニア州で元WBA世界スーパーフェザー級王者ハビエル・フォルトゥナ（ドミニカ共和国）と対戦予定も、渡米前に新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受けて陽性と判定され、試合は白紙となっていた。戦績は46勝（28KO）5敗で、現在はライト級でWBA、WBCともに3位、WBO7位にランクされている。