長浜陸、初防衛に自信「どの局面でも僕が上回る」

＜東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ＞前日計量をクリアした王者・長浜陸（左）と挑戦者の豊嶋亮太（写真提供:角海老宝石ジム）
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　プロボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦（16日、後楽園ホール）の前日計量が15日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者・長浜陸（29＝角海老宝石）はリミット（66.6キロ）を500グラム下回る66.1キロ、挑戦者で同級12位の豊嶋亮太（25＝帝拳）は66.3キロでともに1回目でクリアした。

　昨年2月に王座を獲得した長浜にとって初防衛戦は11カ月ぶりの試合。「久しぶりの試合なので自分が1年間やってきたことを全て出したい」と意気込みを語った。体重が500グラムもアンダーしたことに関しては「体重を計量に合わせただけ。減量という減量はしてなくて余裕を持たせた」と説明し、コンディションは万全であることを強調した。

　16年の全日本ウエルター級新人王の豊嶋について「打ち合いもできるし、アウトボクシングもできるし、いろいろできる選手なので警戒はしている」としつつ、「どの局面でも僕が上回って、最終的に逃げ道を失わせてしまおうと思っている」と初防衛に自信を示した。