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佐々木尽 10連勝で日本ユース・スーパーライト級王座獲得「ここは通過点。将来は世界チャンピオンに」

[ 2020年12月26日 17:39 ]

 プロボクシングの日本ユース・スーパーライト級王座決定戦8回戦は26日、東京・墨田区総合体育館で行われ、日本同級8位の佐々木尽(19=八王子中屋)が同級14位の石脇麻生(21=寝屋川石田)に3回2分50秒TKO勝ち、デビューから10連勝でユース王座を獲得した。

 佐々木が序盤から自慢の猛打をさく裂させた。ガードの上からからもお構いなし。1回に2度のダウンを奪うと、2回以降は大振りも目立ったものの、最後は石脇をメッタ打ち。レフェリーが試合を止めた。

 圧倒的な強さを発揮して初のベルトを手にした佐々木は「石脇選手はこれまでで1番強い選手なので気合が入った。相手が石脇選手だったから高いモチベーションで練習できて、レベルアップできたと思う」と感謝した。

 これで10勝中、KO勝利が4戦連続9度目。「見ている人が一番楽しいのはKOだと思うので、これからもKOを続けたい」と宣言。19歳のホープは「来年には10代で日本王者になれたらと思っている。ここは通過点。将来は世界チャンピオンになりたい」と近い、最後は「ボクシング最高~!」と叫んで勝利インタビューを締めくくった。

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2020年12月26日のニュース