井上尚弥「ザ・リング」PFP2位浮上 モロニー戦の結果次第で“世界最強”も
米ネバダ州ラスベガスに滞在中のWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が米国で最も歴史と権威を持つボクシング専門誌「ザ・リング」の最新パウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位に浮上した。
PFPとは階級を超えて強さをランキングしたもので、17日(日本時間18日)に行われた世界4団体ライト級王座統一戦でテオフィモ・ロペス(米国)に敗れたワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が2位から7位に落ち、それまで3位だった井上が2位にランクアップした。1位はサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)。ロマチェンコに勝ったロペスは6位にランク入りした。
米スポーツ専門局「ESPN」のPFPは17日の結果が反映されておらず、ロマチェンコ1位、テレンス・クロフォード2位、カネロ3位、井上4位のままだが、今後上がる可能性は十分。さらにジェーソン・モロニー(オーストラリア)との防衛戦の内容次第では日本のモンスターが世界最強の称号を手にする可能性も出てきた。
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