永田大士 王座獲得に自信 2度延期で「確率が上がった」

[ 2020年6月27日 20:03 ]

保坂剛と5ラウンドのスパーリングを行った永田大士(右)
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 来月16日に東京・後楽園ホールで行われるプロボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦で王者・井上浩樹(28=大橋)に挑戦する同級1位・永田大士(30=三迫)が27日、東京・練馬区の所属ジムで保坂剛(24)と5ラウンドのスパーリングを実施した。

 緊急事態宣言の解除後にジムワークを再開し、週6ペースで午前・午後の2部練を継続中。疲れはピークに達しており、フィリピンでプロとして活動する保坂に押される場面もあったが、「今が一番しんどい時期。これから体重を落としつつ、疲れを抜いていくので(調子は)上がっていくと思う」と手応えを口にした。

 井上戦は当初3月に予定されていたが、相手の故障で5月に延期。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内興行が自粛となり、7月に延期された。永田は王者の強さを認めた上で「僕の中では延びて良かったと思っている。勝つ確率が上がったと。3月だったら50%で挑む感じだったけど、5月で60%、今は70%になった」とプラス思考。「もちろん相手が僕の予想を越えてくる確率も70%ぐらいはあると思うけど、それに対応する準備もしている」と自信を示した。

 コロナ禍でパーソナルトレーナーの仕事が激減、物流系のアルバイトもやめるなど生活に大きな影響を受けた。また、ジムも休館になるなど、日々の練習も制約された。自宅や河川敷などで練習を続けた永田は「集中力が高まりました。シャドーでも1ラウンド、1ラウンドを大切にすることを意識するようになったし、外で練習することで周りが見えるようになったりと新たな発見もあった」という。

 スパーリングは5月末の再開からこの日で計50ラウンドを消化。3月の試合に向けての準備期間を合わせると172ラウンドに達した。体重はリミットまで残り4・3キロと減量も順調に進んでいる。

 待ち望んでいた一戦はコロナ後、国内では最初のタイトルマッチとなる。「意識しますね。舞台を用意してくれた全ての関係者に感謝したいです。最初をつくらないと次はないわけですから。そのリングに立てるのは光栄。日常に刺激を与えるのがボクらの役目だと思っているので、刺激が伝わる凄い試合を精一杯やりたい」と気合を入れていた。

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