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白井・具志堅スポーツジム、7月末で閉鎖…具志堅会長「ここが潮時と決断」

[ 2020年6月7日 05:30 ]

18年2月、2度目の防衛に成功し笑顔の比嘉(右)と具志堅会長
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBA世界ライトフライ級王座を13度防衛した具志堅用高氏(64)が会長を務める白井・具志堅スポーツジムは6日、公式サイトで7月末でのジム閉鎖を発表した。理由について「気力、体力ともにこれまでのように情熱を持って選手の指導にあたるには難しい年齢になったこともあり、ここが潮時と決断致しました」と説明した。

 同ジムは81年に現役を引退した具志堅氏が、日本人初の世界王者である白井義男氏と共同で95年に東京都渋谷区に設立し、02年に現在地の杉並区に移転。17年5月には比嘉大吾がWBC世界フライ級王座を獲得し、設立22年で男子初の世界王者が誕生した。だが、その比嘉が3度目の防衛戦の前日計量で体重超過を犯し、王座剥奪。今年2月に再起したものの3月にジムを離れた。また、元WBC世界ライトフライ級王者でチーフトレーナーだった友利正氏も4月で退職している。

 所属選手について具志堅会長は「最後まで責任をもって移籍先を見つけます」とし、今後については「別の形でボクシング界に携わらせていただければ」としている。

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2020年6月7日のニュース