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岡澤セオン 判定勝ちでベスト8進出!五輪代表内定“王手”

[ 2020年3月7日 01:36 ]

ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選第4日 ( 2020年3月6日    ヨルダン・アンマン )

男子ウエルター級でベスト8入りした岡澤セオン
Photo By スポニチ

 男子ウエルター級で昨年のアジア選手権銀メダリスト、岡澤セオン(鹿児島県協会)は初戦の2回戦でパン・フンミン(台湾)に5―0で判定勝ちし、ベスト8入りした。ウエルター級は上位5人に東京五輪出場枠が与えられるため、岡澤は8日の準々決勝に勝って4強へ進出すれば五輪代表に内定する。

 第3シードのサウスポー、岡澤はガードを下げ、距離を取りながら踏み込みとハンドスピードでポイントを取るアウトボクシング。右ジャブを再三突き刺し、右ボディーや左フックも当てて1ラウンドは4―1と優位に立った。2ラウンドはカウンター狙いに切り替えた相手を追い詰めたが、入り際に被弾するシーンもあって1―4。だが、3ラウンドはワンツーを再三当てるなど手数を増やして圧倒。判定で勝利が告げられると、力強く右拳を握った。

 今予選の日本男子はフライ級の田中亮明(中京学院大中京高教)、フェザー級の堤駿斗(東洋大)、ライト級の成松大介(自衛隊)、ミドル級の森脇唯人(同)、ライトヘビー級の梅村錬(拓大)がいずれも敗退。自力で五輪出場枠獲得の可能性があるのは岡澤だけとなっている。

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2020年3月6日のニュース