2年連続MVPの井上尚弥「筋肉疲労による発熱」で表彰式欠席
ボクシングの2019年度年間表彰式が7日、東京ドームホテルで開かれ、WBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(26=大橋)が最優秀選手賞(MVP)と年間最高試合(世界戦)をダブル受賞した。2年連続3度目のMVPに輝いた井上だが、この日は体調不良のため、欠席。大橋ジムの大橋秀行会長(54)によると、朝7時に本人から「39度近い熱がある」と連絡があったという。その後、病院で診察を受け「筋肉疲労による発熱」と診断されたとも明かした。
4月25日(日本時間同26日)に米ラスベガスでWBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)と対戦する予定の井上は、今月2日からグアムで強化合宿を実施。6日夜に帰国したばかりだった。
井上は所属事務所を通じて「2年続けてこのような素晴らしい賞を頂き光栄です。2019年は僕自身凄く充実した年になりました。本日は体調不良で欠席になってしまい非常に残念ですが、昨日までのグアム合宿では走り込みもしっかり出来ましたし、来たる4月25日の統一戦に向けてこの先も準備していきます」とコメントを寄せた。
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