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下岡由美子「ベルト獲る」 成田佑美「絶対に勝つ」 ともに前日計量一発パス

[ 2020年1月26日 14:04 ]

<日本女子ミニマム級王座決定戦>前日計量をクリアした下岡由美子(左)と成田佑美
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 プロボクシングの日本女子ミニマム級王座決定戦(27日、後楽園ホール)の前日計量が26日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、同級1位・下岡由美子(38=厚木ワタナベ)はリミット(47.6キロ)を300グラム下回る47.3キロ、同級2位・成田佑美(30=姫路木下)は100グラムアンダーの47.5キロで、ともに1回目でクリアした。

 下田は創設7年目の厚木ワタナベジムで初のタイトル挑戦。成田とは18年7月に対戦し、敗れているだけに「リベンジの絶好のチャンスなので勝ってベルトを獲りたい」と意気込む。身長1メートル64と、この階級の女子としては長身の成田対策として同門の男子相手にスパーリングを行い、世界王者の天海ツナミ(山木)や花形冴美(花形)の胸も借りた。勝てばジム初の日本王者だが「それは意識しせず、気負い過ぎず、やってきたことを出したい」と話した。

 対する成田は3度目のタイトル挑戦。当初は12月に王者・千本瑞規(ワタナベ)に挑戦予定だったが、千本の怪我のため、直前で中止となった。「気持ちが不安定な時期もあった」というが、ベルト奪取に気持ちを切り替え、王座決定戦に臨む。下岡には過去に勝利しているものの「お互いに経験を積んでいるし、今回はベルトの懸かった試合。初対戦の気持ちで練習してきた」。勝てば関西のジムでは初めての女子ミニマム級王者となる。「結果が全ての試合。どんな内容でも絶対に勝つという執念を持って戦いたい。ベルトを姫路に持って帰ります」と気合を込めた。

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