黒田雅之が現役続行表明「やりたいからやる」 世界再挑戦へ転級も

[ 2020年1月7日 18:30 ]

現役続行を表明した黒田雅之(右)と川崎新田ジムの新田渉世会長
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 プロボクシングの元日本フライ級王者・黒田雅之(33=川崎新田)が7日、川崎市の所属ジムで会見し、現役続行を表明した。黒田は昨年5月にIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦も判定負け、進退を保留していた。

 黒田にとってムザラネ戦は13年2月のWBA世界フライ級王者ファンカルロス・レベコ(アルゼンチン)戦以来6年3カ月ぶりの世界挑戦だった。それから7カ月、トレーニングは続けていたものの、胸中は揺れていた。だが、元旦に新年のあいさつに新田渉世会長宅を訪れ、決意を伝えたという。黒田は現役続行の理由を「シンプルにやりたいからやる」と断言。ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝や後輩たちの試合、そして先月23日のムザラネと八重樫東(大橋)の試合などを見る中で「ファン目線で試合を見ることができない自分がいた。心の引っかかりが積み重なり、続けたいという気持ちが大きくなった」と説明した。

 対戦相手は未定だが、3月30日に後楽園ホールで再起戦を予定。階級については「フライでもスーパーフライでも僕はどちらでも大丈夫な準備をしている」という。

 新田会長は「世界を獲るための復帰だと認識している。国内で(世界戦を)組みたいが、海外での挑戦も選択肢としてはゼロじゃない。スーパーフライについても試してもいいと思う」と、世界再挑戦への可能性を広げるために転級も視野に入れている。

 会見後には同門で日本スーパーバンタム1位の古橋岳也と2ラウンドのスパーリングを公開。7カ月ぶりのスパーに「反応とか判断が1テンポ遅れていた。そこは修正していくしかない」と前を向いた。

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