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2階級制覇目指す卜部弘嵩、元日本代表とラグビー特訓 11・24K―1

[ 2019年11月5日 19:39 ]

2階級制覇へ向け、ラグビートレーニングを行う卜部弘嵩(右)(C)M-1 Sports Media
Photo By 提供写真

 11月24日に開催されるスポニチ後援「K―1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(横浜アリーナ)で第3代フェザー級王座決定トーナメントに出場する卜部弘嵩(30=SAGAMI―ONO KREST)が4日、東京都日野市の日野自動車総合グラウンドで”ラグビー特訓”を行った。

 親交のある日野レッドドルフィンズの元ラグビー日本代表・木津武士さんに卜部自身がリクエストし、実現したものだ。卜部は「ラグビーワールドカップでの日本代表の活躍はもちろん、以前からラグビー選手にはリスペクトがあった。ラグビーは色々な競技がある中でメンタル・フィジカル両面で本当に高いレベルにある競技で、学ぶことがたくさんある」と今回の特別トレーニングの理由を説明した。

 木津さんの指導のもと、スクラムマシンを使ってのダッシュ、伏せた状態とタックルを繰り返すトレーニング、タックルからボールを受け取ってコンタクトしながらボールを運ぶトレーニング、左右に並んだ相手に交互にボールを持ってぶつかっていくトレーニングの4種目をこなした。

 木津さんは「K―1ファイターにとっては普段はやらないトレーニングやと思うし、明日は筋肉痛になっていると思います」と話せば、初体験となるラグビー特訓を終えた卜部は「K―1はケガをするのが当たり前だけど、ラグビーの選手もケガをして痛くてもすぐに走ってプレーをする。メンタル面を含めて刺激をもらいました」と大いに得るものがあった様子だった。

 今回の8人によるワンデートーナメントは、かつてスーパー・フェザー級王座に就いていた卜部にとっては2階級制覇がかかる大事な戦いとなる。初戦の相手は10歳年下のブランドン・スペイン(20=オーストラリア)だが「今回のトーナメントは卜部弘嵩としての集大成だし、本当に最高の状態」とラグビーでよりパワーアップした仕上がりに自信を見せていた。

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2019年11月5日のニュース