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内山杯1回戦6試合開催 内山氏「判定の試合も内容的には面白かった」

[ 2019年10月19日 21:56 ]

KNOCKOUT DYNAMITE賞金マッチトーナメント65キロ級1回戦で1回TKO勝ちし、内山氏(左)からKO賞50万円を贈られたデスティノ・ジャパン
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 ボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏(39)の現役時代の異名を冠にした「KNOCKOUT DYNAMITE賞金マッチトーナメント」は19日、東京・後楽園ホールで3階級の1回戦6試合が行われた。

 56キロ級は山内祐季(24=真正)が若松竜太(35=勝又)に3回TKO勝ち、佐々木蓮(24=ワタナベ)は伊集盛尚(30=琉豊BS)に2―1で判定勝ちし、ともに決勝に進出した。60キロ級はマービン・エスクエルド(24=フィリピン)が伊藤弘一(32=黒崎KANAO)を1回TKOで下し、高畑里望(40=ドリーム)はツェンドスレン・バットイレードゥイ(21=モンゴル)に3―0の判定勝ち。65キロ級は藤中周作(32=金子)を3―0判定で退けたドゴルドル・バットツォグト(20=モンゴル)と宮崎辰也(35=マナベ)に1回TKO勝ちしたデスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地/ドミニカ共和国)が決勝に駒を進めた。

 全階級5ラウンド制で、1回KOなら50万円、2回30万円、3回15万円、4回10万円、5回5万円とKO賞が設定されたトーナメント。6試合のうち半数の3試合がKO決着となった。リングサイドで見守った内山氏は「判定の試合も内容的には面白かったし、モンゴル勢もアグレッシブだった。歓声も大きかったし、お客さんも盛り上がってくれたのでは」と手応え。「勝った選手同士が激突する決勝はまた面白い試合になると思う」と期待した。

 決勝は来年1月12日に後楽園ホールで行われる。

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2019年10月19日のニュース