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堀口倒した!朝倉海 わずか68秒KOで史上最大の番狂わせ

[ 2019年8月19日 05:30 ]

RIZIN.18 ( 2019年8月18日    ドルフィンズアリーナ )

<RIZIN18>堀口(右)を攻める朝倉海(C)RIZIN FF
Photo By 提供写真

 メインの61キロ契約のワンマッチは、朝倉海(かい、25=トライフォース赤坂)がRIZINバンタム級、ベラトール世界バンタム級の2冠王者・堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)を1R1分8秒、KOで破った。右ストレートでぐらつかせて主導権を握り、休まず攻めて大番狂わせを成し遂げた。堀口は総合格闘技ルールで約4年4カ月ぶりの黒星となった。

 練りに練った作戦が“RIZIN史上最大の番狂わせ”につながった。堀口が左に顔を倒しながら放った右に合わせた朝倉海の右のカウンター。これで王者をぐらつかせた。そこから休まず攻めて、わずか68秒でのKO勝ち。「右を合わせる作戦。作戦通り」。7月の「17」のメインで勝利を挙げた兄・未来(みくる)とともに堀口を徹底的に分析したことが実を結んだ。戦前は「自信がある」という言葉を繰り返したが、それはハッタリではないことを証明した。

 堀口に初めてKO勝ちしたことで、バンタム級のタイトル戦線が大きく動いた。朝倉海は「大みそかにベルトを懸けて戦ってほしい」と要求。堀口も「負けたのが悔しいので、すぐにでも再戦したい」と応じた。

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2019年8月19日のニュース