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ブラント 再戦へ異例の早期来日「村田を上回っている自信ある」

[ 2019年6月28日 18:25 ]

来日したWBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(左)とチーフトレーナーのエディ・ムスタファ・ムハマド氏
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 ボクシングのWBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(28)が28日に来日し、成田空港で会見に臨んだ。来月12日にエディオンアリーナ大阪で前王者・村田諒太(33=帝拳)と再戦するブラントは「前回と同じか、それ以上の試合をお見せする。村田を上回っている自信はある」と言い切った。

 米ラスベガスで8週間のトレーニング・キャンプを実施するなど調整は順調。2週間前という早め来日で時差、気候などに体のマッチさせる。また、昨年5月に結婚したティファニー夫人や管理栄養士も同行。チーフトレーナーのエディ・ムスタファ・ムハマド氏は今後の調整について詳細は明かさなかったが、29日にはスパーリング・パートナーも来日予定で、日本でも実戦練習を行い、心身ともに万全の状態で試合当日を迎える計画だ。

 昨年10月の対戦で村田に3―0で判定勝ちして王座を奪取。今年2月にはハサン・バイサングロフ(ロシア)を11回TKOで下し、初防衛にも成功した。今回は“敵地”での戦いになるが、ブラントは「日本で村田と試合をすることは私にとって試練だと思う。だが、最高の状態の彼に勝つための準備をしてきた」と豪語。「前回の試合では確か1262発のパンチを繰り出したが、再びハイペースな試合をお見せできるだろう。もちろん、これまで見せていないものもお見せできる」と自信を示した。

 村田サイドが前回とは違うことも想定済み。ムハマド氏は「我々も全く同じことを繰り返すつもりはない。村田も新しい姿を見せるだろうが、ブラントがどう適応するか、対応するかがカギになる」と予測した。

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2019年6月28日のニュース