×

16年全日本覇者の友松藍 25日にプロデビュー「最低でも勝ち。倒すことがテーマ」

[ 2019年6月24日 17:24 ]

デビュー戦の前日計量をクリアした友松藍
Photo By スポニチ

 16年全日本ボクシング選手権ライトヘビー級覇者の友松藍(24=ワタナベ)が25日、東京・後楽園ホールでプロデビューする。24日は前日計量に臨み、契約体重の71.0キロで一発パス。「頭は冷静に心は熱い試合をしたい」と意気込みを語った。

 平成国際大時代に全日本を制覇。東京五輪を目指し、アマチュアを続けていたが、ケガもあって昨年は試合に出場することができず、選考会のメンバーから漏れたことでプロ入りを決意。5月にプロテストに合格し、いきなり日韓対抗戦でセミ・ファイナルを任された。

 「少しビックリしましたけど、気負うことなくやれば、結果はついてくると思うので特別、意識はしないです」

 試合に出場できなかった期間もトレーニングは継続しており、フィジカル、技術ともに向上した手応えはある。アマ時代からパンチを当ててポイントを稼ぐスタイルではなく、「やるか、やられるか」のファイターだけにヘッドギアなしの戦いも「楽しみでしかない」と言い切った。

 プロではスーパーウェルター級を主戦場とする予定。「上を考えると、少しでもウエートを落とした方が通用する可能性が上がると思う。重量級はチャンスは少ないけど、1戦1戦勝ち続けることで、そこへつなげたい」と先を見据え、イ・サングン(韓国)とのデビュー戦へ向け、「最低でも勝ち。倒すことがテーマ」とKO勝利を誓った。

続きを表示

2019年6月24日のニュース