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船井「どんな形でも勝つ!」夢の世界挑戦に気分上々

[ 2019年5月5日 05:30 ]

IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ   王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)《12回戦》同級1位・船井龍一 ( 2019年5月4日    米国カリフォルニア州ストックトン )

前日計量をクリアしたアンカハス(左)と船井(ワタナベジム提供写真)
Photo By 提供写真

 前日計量が行われ、船井はリミットより200グラム軽い51・9キロでクリアした。プロ39戦目の世界初挑戦は夢だった海外での試合。33歳の挑戦者は「日本とは違って計量もお客さんがいて華やかで気分が上がりました」と雰囲気を楽しんだ。

 今回の試合に向けてトランクスやシューズを新調したが、ガウンは日本王者時代から使っていたものを持ち込んだ。幼なじみでスケーター兼アーティストのWOFさんがデザイン。藍染めの着物の生地で仕立てた“和テイスト”のガウンで米国のファンを魅了する。

 もちろん、試合でも大和魂を見せる。英ブックメーカー「SBOBET」のオッズはアンカハス1・06倍に対し、船井が7・25倍と王者優勢の予想だが、それは覚悟の上。「アンカハスも調子よく仕上げてきている」と印象を語り、「背が小さいけど、パンチが伸びてくると思うので身長は気にせず闘いたい。明日はどんな形でも勝つだけ。自分から仕掛けていきます」と積極策で必勝を誓った。

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2019年5月5日のニュース