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日本王者・末吉、大里との再戦に闘志「顔は同じでも全く違う相手として」

[ 2019年5月3日 14:30 ]

<日本スーパーフェザー級タイトルマッチ>前日計量を一発クリアした王者・末吉大(左)と挑戦者の大里拳
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 ボクシングの日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦(4日、後楽園ホール)の前日計量が3日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・末吉大(28=帝拳)、挑戦者で同級1位の大里拳(24=大鵬)ともにリミットを100グラム下回る58.8キロで一発パスした。

 末吉にとって初防衛戦だった昨年2月以来1年3カ月ぶりの再戦だが、「顔は同じでも全く違う相手として一からやる」と断言。不調に陥った時期もあったが、同門の元3階級制覇王者ホルヘ・リナレスや尾川堅一ら世界レベルの選手とスパーリングを行う中で自信を取り戻した。「自分の距離とか自分のボクシングを取り戻したというか、また一つ抜けた感じ」と手応えを口にした。

 前回の対戦で3回にダウンを奪いながら判定0―3と完敗した大里は「チャンピオンの強さ、うまさは分かっている」と振り返り、「タイトルマッチはベルトを巻かなきゃ意味がない。とにかく勝ちたい。絶対に勝ちます」と意気込んだ。

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2019年5月3日のニュース