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谷口将隆 2・26世界初挑戦!被災から24年の日に会見「何かの縁だと思う」

[ 2019年1月17日 13:35 ]

世界初挑戦が決まり意気込む谷口(中)。左は渡辺会長、右は井上トレーナー
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 ボクシングWBOアジアパシフィック・ミニマム級王者・谷口将隆(24=ワタナベ)が17日、東京・五反田のワタナベジムで会見し、2月26日に後楽園ホールでWBO世界ミニマム級王者ビック・サルダール(28=フィリピン)に挑戦すると発表した。

 同級2位の谷口は世界初挑戦。同い年で同期入門のWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人はすでに2階級制覇を達成しているだけに「やっと来たなという感じ。サルダールは日本人とも2戦していて日本でも馴染みのあるチャンピオンなので、しっかり勝って評価を上げ、名前を広めたい」と抱負を口にした。

 サルダールは15年12月に田中恒成(畑中)と対戦して6回TKO負け。昨年7月に山中竜也(真正)から王座を奪取した。ワタナベジムの渡辺均会長は「パンチもあっていい選手。相性もあると思うが、後半勝負で倒せると思う」と言い切った。

 神戸市出身の谷口は、阪神大震災の発生から24年を迎えた17日の会見に「自分も被災していて、24年後のきょう世界戦の発表ができたのは何かの縁だと思う。世界チャンピオンになって地元に元気を与えたい。こんなヤツも神戸から出ていることを知ってもらえたら」と話した。

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2019年1月17日のニュース