村田、Ｖ２指名試合受ける　トップランク社の興行開催で合意

「金の月見バーガー」にかぶりつく村田（左）
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　ボクシングのＷＢＡ世界ミドル級王者・村田諒太（３２＝帝拳）が１０月２０日に米ラスベガスで予定しているＶ２戦の相手が、同級２位の指名挑戦者ロブ・ブラント（２７＝米国）に決まったと、米スポーツ専門局ＥＳＰＮが２３日に報じた。近日中にも正式発表される。

　村田は日本マクドナルドのイベントに出席。次戦について「自分としては決められた試合をこなしていくだけ」と、これまでと変わらぬ姿勢を貫いた。ＷＢＡは１３日に村田の次戦についてブラントのプロモーターが興行権を落札したと発表。これに対し、帝拳ジムの本田明彦会長は王座剥奪の可能性があるにもかかわらず、指名試合を拒否する意向を示していたが、村田と契約する米トップランク社の興行としてブラント戦を開催することで合意したとみられる。

　ゴロフキン（カザフスタン）―サウル“カネロ”アルバレス（メキシコ）の勝者との対戦を熱望する村田は「それが近い将来の目標。ぶれないし、変わらない」と、ビッグマッチ実現へ相手が誰でも勝ち続けるつもりだ。