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岩佐、最強の相手も怖くない V2へ視界良好「まだ成長過程」

[ 2018年8月15日 05:30 ]

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   王者・岩佐亮佑《12回戦》同級1位TJ・ドヘニー(アイルランド) ( 2018年8月16日    東京・後楽園ホール )

予備検診を受ける岩佐(左)とドヘニー(撮影・島崎忠彦)
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 最強挑戦者を退け成長を証明する。王者・岩佐亮佑(28=セレス)は14日、挑戦者TJ・ドヘニー(31=アイルランド)とともに都内で予備検診に臨み、ともに異常なし。岩佐は3月の初防衛戦から身長が0・5センチ、リーチも1センチ増え「まだ成長過程」と笑った。

 身長、リーチ以外でも肉体的な成長は実感している。昨年10月からフィジカル強化に着手。村田らも指導を受ける中村正彦トレーナーの「B.A.R.T」に週2回通い、重心のブレを少なくすることを目標にトレーニングに励んだ。筋肉量は約1キロ増。特に下半身が安定し「パンチの威力が増した」と手応えを感じている。

 メンタル面も成長した。検診後に取材を受けるドヘニーの姿を見た岩佐は「緊張している」とポツリ。相手の表情から心理状態を推察する余裕もある。減量も順調で「寝て起きて少し動けば大丈夫」と言い切った。

 15日の計量後の昼食はうなぎ、夕食は馬肉料理と決めている。「僕がもっと強くなるための試合」と位置付けるV2戦へ準備は整った。

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2018年8月15日のニュース