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7・27世界への“サバイバルマッチ” 久我勇作VS和気慎吾開催

[ 2018年5月10日 16:41 ]

日本スーパーバンタム級タイトルマッチで激突する和気(左)と久我
Photo By スポニチ

 ボクシングの渡辺プロモーションは10日、都内で会見し、7月27日に東京・後楽園ホールで日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦を開催すると発表した。王者・久我勇作(27=ワタナベ)に同級1位の和気慎吾(30=FLARE山上)が挑戦する。

 国内に実力者がそろうスーパーバンタム級で世界ランカー同士の激突。しかも、OPBF東洋太平洋王者を5度防衛し、世界挑戦の経験もある和気が日本王者に挑むという異例の一戦。ワタナベジムの渡辺均会長は「勝者が世界に挑戦できるようにしたい」と明言しており、両者にとっては世界への“サバイバルマッチ”となる。

 王者・久我は「ベルトを守ろうという気持ちはない。対戦相手が誰でも変わらない。今は和気選手を倒すことだけ」。和気も「これに勝てば自信を持てる。勝って世界に行きたい」と意気込んだ。

 勝てば、世界挑戦の可能性は広がるが、負けた場合のリスクも大きい。久我は「世界戦をやりたいのが一番だけど、ファンが喜ぶ盛り上がる試合をして、みなさんに認めてもらって世界へ行きたい」と、この対戦の意義を強調。和気は「日本タイトルでこれだけ注目されるというのは素晴らしいこと。試合内容でさらタイトルの価値を上げたい」と好勝負を誓った。

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2018年5月10日のニュース