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内山高志氏 「こころの青空基金」に約18万円を寄付

[ 2018年5月10日 14:57 ]

坂本博之会長(右)に寄付金の目録を手渡す内山高志氏
Photo By スポニチ

 ボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(38)が10日、都内で、元東洋太平洋ライト級王者・坂本博之SRSジム会長(47)が主催する「こころの青空基金」に、引退記念Tシャツの売り上げ利益17万9323円を寄付した。

 「こころの青空基金」は全国の児童養護施設で生活する子供たちに支援活動を行うため、自身も施設育ちの坂本会長が現役時代の2000年に設立。内山氏は「坂本さんはボクシングを始めた頃から知っていて、ファンだった。基金活動をしていることにも感銘を受けていた」と説明し、3月に後楽園ホールで行った引退式の際に作成・販売したTシャツの売り上げ金を「有意義なものにしたい。活動に使ってもらおうと」寄付を決めたという。北海道から沖縄まで年間50以上の施設を訪問し、ボクシング体験を通じて子供たちを励ましている坂本会長は、施設に差し入れするおやつやグローブ、ミット代などに寄付金を使用する考えを明かし、「活動に内山さんが目を向けていてくれたのがうれしい」と話した。

 Tシャツの作成には内山氏と現役時代から親交が深い(株)オークラ(建築一式総合建設業)の大倉淳代表取締役が携わり、「内山高志×カディエム by VAINQUEUR オリジナルコラボTシャツ」として販売された。大倉氏は「内山さんが男気で提案されたので、ぜひやろうと。今後も、何度もやっていきたい」と継続する方針を示し、内山氏も「いろいろな活動をやって、少しでもお金を集めて寄付できれば」と賛同した。

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2018年5月10日のニュース