×

清水聡「理想の減量」でV2へ隙なし 挑戦者に「怖さ感じない」

[ 2018年3月25日 14:39 ]

計量を終えファイティングポーズを取る王者・清水聡(左)と権景敏
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦(26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が25日、東京都文京区の日本ボクシングコミッションで行われ、12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの王者・清水聡(大橋)はリミットの57・1キロ、挑戦者の同級14位・権景敏(グォン・ギョンミン、韓国)は200グラム軽い56・9キロでパスした。

 2度目の防衛戦となる清水は今回、通常1カ月前から始める減量を1カ月半前からに繰り上げたとあり、「減量はプロに入って一番成功した。脂肪を完全に削って筋肉を残す理想の減量。動きがいつにも増していいかもしれない」とコンディションに自信。相手については「結構身長が高かったけど、その方がやりやすい。その割にガタイもなくて、パワーや怖さは感じなかった」と印象を話した。自衛隊への出稽古やリオデジャネイロ五輪バンタム級代表・森坂嵐(東農大)らアマチュア選手とスパーリングを重ねてスピード対策も積んでおり、「パワーでも距離を取ってもいける。あとは相手がどう出てくるかによって、自分も合わせてボクシングをやっていくだけ」と抱負を述べた。

 一方、挑戦者の権景敏は「清水の映像は見た。落ち着いて試合をやる選手。12ラウンドやるつもりで練習してきた」とコメント。長身の清水に似た選手とスパーリングを積んできたそうで「身長は関係ない。自信はある」と語った。

続きを表示

2018年3月25日のニュース