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再起戦の八重樫 調整手応えも「まだスーパーフライ級の体と思っていない」

[ 2018年3月25日 15:01 ]

体重計に乗りガッポーズのパルー。右後方は笑顔の八重樫
Photo By スポニチ

 ボクシングの元3階級制覇王者・八重樫東(大橋)が25日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で約10カ月ぶりの再起戦となるスーパーフライ級10回戦(26日、後楽園ホール)の前日計量を行い、リミットを100グラム下回る52・0キロでパスした。対戦相手のフランス・ダムール・パルー(インドネシア)は1回目でリミットを340グラムオーバー。1時間半後の再計量では300グラムアンダーの51・8キロで無事にパスした。

 八重樫は昨年5月、ミラン・メリンド(フィリピン)に1回KO負けしてIBF世界ライトフライ級王座から陥落。日本人初となる4階級制覇を目指して現役続行を決断した。2階級上げただけに「減量は問題なく、いろいろと試しながらできた。最後までしっかり練習できたし、コンディション面ではプラスの方が多かった。筋肉が落ちなかった」と調整への手応えを示した。もっとも、「まだスーパーフライ級の体と思っていない。この体でまだやれることはある」と新階級に適応させている途中と強調。「試合を実りあるものにして、次のステップにつなげていきたい。ステップを上がれればスーパーフライ級の体もつくれるのかなと思う」と話した。

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2018年3月25日のニュース